「知床半島は斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがり、オホーツク海に長く突き出た半島です。 平成17年7月14日、南アフリカ共和国ダーバンで開催されていた第29回ユネスコ世界遺産会議において世界自然遺産への登録が決定され、同年7月17日に正式登録されました。 知床の名前の由来はアイヌ語の「シルエトク(大地の果て、大地の突き出たところ)」からとされています。」 |
「知床半島は先端に知床岬が位置し、中央部を知床岳・知床硫黄山・羅臼岳・遠音別岳・海別岳と知床火山層が連なっています。 半島東側には羅臼湖、西側には知床五湖・カムイワッカの滝などの景観が広がっています。火山地帯となっていることから温泉が多く、知床観光の一大拠点ウトロ温泉を始め、岩尾別温泉・羅臼温泉・瀬石温泉などがあり、観光客を楽しませています。 山間部には針葉樹のエゾマツ、トドマツや広葉樹のダケカンバ、ミズナラの原生林がしげり、高山植物群落も見受けられます。 こうした自然の中でエゾシカ・キタキツネ・ヒグマといった野生動物が多く生息し、国の天然記念物に指定されているエゾシマフクロウ、オジロワシなどの野鳥類も豊富です。 沿岸にはアザラシ、トドなども生息しており、知床半島は自然の宝庫なのです。」 |
「知床半島西側に位置する斜里町の名前の由来はアイヌ語の「サルイ(アシのはえているところ)」から。 知床半島の一角を為し、北部はオホーツク海に面しています。知床・オホーツク海に育まれた自然の恩恵をふんだんに受けることの出来る斜里町は、観光スポットとして、食の発信源として栄えてきた街です。 知床半島の世界自然遺産登録により、観光客の増加が見込まれ、環境の変化が心配されていますが、そこは観光客の皆様はもちろんのこと、斜里町民一同が意識していかなければならない問題だと考えます。 知床ジャニーは「知床の自然を守り、感動と恵みをお届けします」をモットーに、知床の自然の恩恵を皆様の食卓へお届けします。」 |
エゾシカにとって知床は日常より生活する地域であることはもちろんのこと、知床岬が越冬地としての役割を果しています。 知床半島にて1990年代以降、その数が急激に増加し、食害による植生の急激な変化を起こしています。 斜里や羅臼等の市街地にも出没することが多く、特に樹皮食い被害が顕著となっています。このため、エゾシカが生息する地域ではエゾシカとの共生への対策や捕獲されたエゾシカの有効利用が求められています。エゾシカの有効利用の1つとして食用としての利用が挙げられます。 天然エゾシカ肉は野生のエゾシカですから、筋肉に余分な脂肪は一切ないので低脂肪です。取寄グルメのエゾシカ肉は、とても上品な風味で高タンパク!! また、品質にバラツキのない畜肉と違って、個性も豊か。年齢や、雄か雌かの違い、捕獲した時季によってもお肉の味は違ってきます。私ども知床ジャニーはエゾシカを美味しく味わっていただきたく、簡単ではありますがレシピを用意させていただきました。 |
|
エゾシカ汁 |
|
※豚汁と同じ要領で作ることになります。 ※灰汁をこまめに取り除くことが美味しさのポイントです。 |
新巻鮭・イクラ・筋子といえばお歳暮や取寄グルメの人気商品です。 新巻鮭はクセのある養殖物が一時期出回っていましたが、古くから新巻鮭を愛し続けた日本人の口にはあわず、天然の鮭を使った新巻鮭を求める声が多くなってきています。 ここ知床半島は、古来の自然の姿が残る世界自然遺産です。 我々人間が享受する自然の恵みの1つとして、鮭が挙げられます。 知床半島の鮭は、冷たく荒れたオホーツクの海を回遊するため、脂ののりが抜群です。 川に遡上する前に、海で獲れた鮭は色もよく身も落ちていません。知床ジャーニーでは、新巻鮭を手間暇かけて造っているので、身が引き締まり、うまみ成分が凝縮されております。 ひとたび焼けば凝縮されたうまみが口いっぱいに広がります! 知床ジャニーでは、知床半島からの自然の恵みを美味しさに変えて、全国の皆様にお届けしています。生の鮭はもちろんのこと、取寄グルメの新巻鮭・イクラ・筋子など、鮭の加工品も自信を持ってお届けいたします。 |